
みなさんこんにちは!
たかしです!
2月に国試を控えている、
PT学生のみなさん、
こんにちは。
今から勉強を始める方、
「何からやればいいのか?」
と、疑問に思ってる人、
いらっしゃいますよね?
そこでこの記事では、
国試勉強は”何の分野から始めるべきか”、
これをお伝えしていこうかと思います!

最後まで見ていってね!
何の分野からはじめる?
ずばり、
【解剖学】から
はじめるべきです。
解剖学は、全ての分野の基礎となります。
解剖学がわからないと、
病理学や、整形、内科など、
他分野の理解が進まず、
効率が悪くなります。
解剖学は、英語に例えると、”単語”
というイメージです。
単語が分からないと、文法や長文は
読めないですよね?
それと同じです。
また、臨床で患者さんと関わる際に、
解剖学がわからなければ、今の身体の状態が
どうなっているのか理解することが
困難になります。
また、その先のアプローチや、
評価、治療はどうするのかなどの判断が
できなくなります。
理学療法士にとって、解剖学は
最重要といっても過言ではありません。
では、具体的に解剖学とはなんなのか、
説明していきます。
解剖学とは
解剖学とは、
「ヒトの身体の形態、構造を
詳しく調べる医学の基礎的なもの」
コトバンクより引用。
理学療法士が学ぶ解剖学は、
筋肉や骨の名前、内臓の位置、
神経系、循環器系、消化器系
などがあります。
骨に関しては、約200以上あり、
筋肉は全身に640個あると言われています。
これ以外に、上記で述べた、
消化器系や神経系などもあるため、
膨大な量があります。
筋骨格系には、その筋肉自体をコントロール
している神経がそれぞれで違いがあり、筋肉が働く
動きの方向性も様々です。
例えば、大腿四頭筋
これを聞いて瞬時に、この筋肉の
位置、動き、支配神経、作用、歩行時の働き、
など。
分かりますか?
理学療法士の方は、全ての知識を
覚えていなくても、
要所要所で調べればいいので、
学生さんよりは全体像をつかめています。
試験勉強のためには、細かく暗記もしないと
いけませんが、全体像をイメージできている
ことで、あとあと楽になります。
また、脳性麻痺や脳梗塞の方の
リハビリを進めていくにあたって、
脳や脊髄などの知識も
必要になってきますね。
働く病院や施設によって、必要とする
知識に差はありますが、基本的には、
筋骨格、神経、消化器、循環器など、
全ての知識が必要です。

解剖学はかなり大事だね!
解剖学の重要性
理学療法士は、何かしらの疾患や病気に対して
生活をよりよくするためにリハビリを
すすめていきます。
例えば、”大腿骨頸部骨折”術後の患者さん
を見るとしましょう。
大腿骨はどこ?大腿骨周辺の筋肉は?
その筋肉の作用はなに?神経は?
など。
解剖学だけでも、考えることは
たくさんあります。
加えて、画像所見、整形、運動学、
心理的な援助、病理学、血液データなど、
他にも知識が必要です。
そのうえで、姿勢アライメント、
動作分析など、
見ることも膨大です。
そしてそれらは、大前提として、
解剖学の知識が必要になってきます。
また、【腰痛】
の患者さんをクリニックで見るとします。
まず、なぜ痛みが起きているのか?
を考えてみます。
痛みが発生している箇所は、その箇所が
一番の原因と思われがちですが、
何らかの姿勢や癖・習慣によって、関節等に
負担がかかってることが多いです。
つまり、痛みの原因を考えるときに、一部の筋肉
しか知らなければ、その人の問題を解決
することはむずかしくなります。
他にも痛みをだしている組織は腰部であるため、
腰部を構成する何の組織が
痛みを発しているのか、
まで考える必要があります。
解剖学を学ぶ上で大切なこと
ここからは、解剖学を勉強することで、
大切なことをお伝えします。
丸暗記だけをしない
解剖学を勉強する際は、
”丸暗記をしない”
ということを心掛けましょう!
もちろん、暗記もしないといけません。
しかし、同時に忘れやすい分野でもあります。
なので、おおざっぱに、
身体のイメージとしてみた方が役に立ちます。
大事なのは学んだ知識を
どのように活用するのかです。
今ではスマホのアプリで
筋肉の収縮する様子などを
みることができます。
そうすることで、
筋肉の部位の名前と関連する知識、
実際に筋肉の動きを見ることで、イメージとして
頭に残りやすいです。
これは後々、臨床につながっていきます。
自分の体を使う
これこそアウトプットです。
上腕二頭筋は、肘の屈曲💪
実際に動かすと、こんな感じか🤔
と、インプットからアウトプットにも
繋がるので、記憶の定着にものすごい
効果があります。
体幹は難しいかもしれませんが、
上肢と下肢は、ROMやMMTにもつながるので、
実際に自分の体を使っておぼえていきましょう!
まとめ
解剖学の重要性についてまとめました。
試験に合格するための勉強だけでなく、
余裕がある人は、理解して学んでいくことも
やっていきましょう!
できることをコツコツやれば、大丈夫です。
不安な方は今から勉強に取り組んでください。
何度も反復しましょう!

やることをしっかりやれば大丈夫。
この記事が参考になれば、光栄です。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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