こんにちは、たかしです。
今回は実習期間中の国試対策
について書いていきたいと
思います。
みなさん今は実習中ですか？
実習中で、国試対策を
する余裕がない！
僕もそうでした。
病院という慣れない環境で、約2カ月近く
いるわけですから、その間の人間関係や
患者さんへの対応だったりと、精神的にも
疲れる時期ですよね！
そういった人に見て欲しい記事に
なっております。
実習と関係するもの
まず、結論としては、実習と
関係する内容で国試の勉強を
することをおすすめします。
国試対策で勉強した内容がレポートや
症例発表での理解が深まることに
繋がっていきます。
臨床で繋げられた知識はイメージとして
頭に残りやすくなるので、理解しやすくなり
忘れにくくなったりします。
では、具体的に見ていきましょう！
脳卒中片麻痺
片麻痺の症例について、実習で
学習しているとします。
疾患の基礎知識だけでなく、
専門分野の治療や評価、介入問題も
解いてみるともっと理解が深まります。
実際に国試の過去問の問題を
見ていきましょう！
脳卒中片麻痺に対する斜面台を用いた
運動療法の目的で適切でないのはどれか。
実際の過去問から引用しています。
答えは、5番の膝関節伸展筋の痙縮抑制です。
まず、斜面台を用いた運動療法の
目的は、選択肢の①～④だけでなく、
平衡感覚の再教育、下肢の拘縮予防など
他にもたくさんあります。
⑤は、「伸展筋」ではなく、「屈曲筋」の痙縮抑制
に働きます。なので、傾斜台での訓練は
膝関節伸展筋がより促通してしまう
可能性があります。
ここまで解説でした！
上記を理解したとき、もし今見てる
症例さんにこの訓練をやったら
どういう効果があるのかな？
などと考えることは、将来においても
非常に大事になってきます。
また、片麻痺となってくると、
評価はなにがありますか？
ブルンストロームステージなどが
使えそうですね！
だとしたら、ブルンストロームステージの
評価の内容は何だったのか、項目は何があるか
と理解しながら覚えることで、今後に有利に
なってきます。
実習中でも国試対策はできる
実習中でも、国試と関連するものは
たくさんあります。
整形でもそうです。
大腿骨頸部骨折の症例さん。
手術後だとします。
大腿骨周囲の筋肉は何があったか、
殿筋群や大腿四頭筋、大腿筋膜張筋が
切開されてるんだな。
そういえば、殿筋群の作用ってなんだっけ？
起始停止は？支配神経は？
手術後のリハビリはどうやればいいの？
などなど考えることはいっぱいあります。
もちろん、バイザーさんと協力しながら
考えていくことが大事です。
しかし、その症例さんと関係がある
問題を解いておくのも、あとあとになって
よかった～と思う時が必ず来ますよ！
ちなみにここからは
余談です。
僕は小児施設での実習でした。
そこの施設は他の病院よりも
少し厳しく、リハ職の方も
年配者もいて、レベルが高かったです😥
正直はやく終わってほしいなという
一心で実習してましたが、時間がたつにつれて
小児分野に興味を持ち、そこの分野ばかり
勉強していました。
結果、国試でもだいぶ楽になりました。
小児分野はみんな、勉強するのを毛嫌いする
傾向があるため、そこで周りと差が
つきはじめました。
すると、勉強も楽しくなって、今では
療育に携わっており、SNSでも
国試の勉強法を発信するように
なりました。
人生なにがおこるかわからないもんだなと
今振り返って思います。
ですので、今の実習での症例を勉強する
ことで、自分の人生さえも変えるときが
来るのです。
なので、まずはしっかりと実習で学習して、
今見ている症例のことを知り、基礎から
応用まで学ぶことで、発表やレポートの時にも
理解が深まっていきますよ！
まとめ
実習中の国試対策は
どうすればいいのか、
書きました。
結論、
実習中でも国試の対策は
できるということです。
何回も言いますが、今見てる症例を
勉強してその疾患の範囲を基礎から
治療や介入まで勉強する。
そして、それに付随する国試の問題を
解いてみる！
そうすることで、国試にも役立ちますし、
将来にも絶対つながるので、
やっていて損はないと僕は思います。
これを読んでるみなさんは
是非実践してみてくださいね！
一緒に合格を目指しましょう！
諦めずやっていきましょうね😊
ではまた👋
追記：
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