伝導路。
理解するのに時間が
かかりますよね…
参考書や教科書だけでは
分かりづらいのが事実…
そういった学生さんに
必見の内容になっています。
是非見てくださいね。
まず、伝導路で大事なのは
感覚性なのか運動性なのかを
把握することです。
感覚性
感覚は皮膚など(いわゆる効果器)で
感じた情報を、脊髄を経て、
脳に伝えます。

感覚系の名前には
外側脊髄視床路
前脊髄視床路
後索内側毛帯路
脊髄小脳路
これらの感覚伝導路の名前は
脊髄から脳という流れになってます。
解剖学的肢位を浮かべてください!
感覚伝導路は、他に
”上行性”といったり
”求心性”といったりしますね。
これは皮膚などの感覚器から
一度脊髄を通り脳に情報が行くため
上行性または求心性ともいいます。
感覚性伝導路↓↓

運動性
逆に運動は脳から指令を出し
脊髄を経て筋肉などの効果器に
情報を伝えます。

運動性伝導路の名前も
外側皮質脊髄路
前皮質脊髄路
前核脊髄路などと
脳から脊髄という
流れになってますね!!
そして運動性の伝導路は
”下行性”といったり
”遠心性”ともいいます。
これもよく考えたらわかることで
脳から脊髄へと情報が「下」に
向かうから【下行性】
遠くに行くから【遠心性】という
ことです。
これで名前に惑わされずに
理解できますね!!
これを知っていれば、
問題文で感覚性なのか運動性なのか
判別できます。
①外側皮質脊髄路
②外側脊髄視床路
それぞれ①が運動性で
②が感覚性ですよね。
名前から判断して
感覚性か運動性かを
見極めましょう!



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