〈考察の書き方が分からない〉をなくす方法

実習

どーも、たかしです♪

 

よく実習などで

「考察の書き方が

わからない。」

 

「考察考察って一体先生は

何を求めてるの?」

 

という声がちらほらと

聞こえてきます。

 

この記事では

考察が書けないと悩んでる

学生に向けてお伝えします!

 

考察とは

考察を辞書で調べると

「物事を明らかにするために、

十分に考えること」

とでてきます。

 

よくわかりませんね・・

 

では、リハビリに置き換えて

説明しましょう!

 

リハビリにおける

考察とは、

なぜこのような結果になったの?

 

これを解釈して、根拠を元に、

また論理的に語ることです。

 

ですが、今の言葉を

聞いたとしても、

難しいですよね。

 

では、具体例を出して

みていきましょう!

 

考察してみよう

例えば、大腿骨頸部骨折術後の

患者さんで、自力で歩くことを

目標にしたとしましょう!

 

歩けるようになって帰りたい

という主訴があるとします。

 

【初期評価】

下肢機能:動作時痛あり、

股関節のROM時に痛み出現

 

立ち上がりや歩行時に十分

荷重がかけられない。

 

とかなり簡単に書きました。

 

なるほど、歩けないのは痛みのせいだね。

ちょっと待って。

まだ何も結果が無いから

考察してはダメです。

上記で書いた評価は、

患者さんのただ客観的な情報です。

 

この時点で痛みがどうたら、筋力がどうたら

というのは考察ではありません。

 

単なる「妄想」です。

結果がないんです。

 

具体的な評価項目もなく

進めてしまっています。

 

※NRSなどの痛みの評価や

動作観察などの評価も

必要ですが、ここでは

割愛します!

 

リハビリの介入をし続けたところ

新たな発見がありました。

 

 

 

下肢のストレッチをしたことで、

歩行時に変化があったみたいです。

え、なんで?

そのなぜ?を

考察するんだよ。

【なぜ歩行時に変化があったのか】

について考察していきましょう!

 

【考察】

①ストレッチで痛みがおさまった

②ストレッチで筋緊張が抑制

③筋緊張があるから痛みが出現

筋緊張があったから、痛みが発生

してたのか?

 

と、一つ

筋緊張亢進で余計な力が働き、

痛みが出ていたのか。

 

という考えになりました。

 

これはあくまでも一つの例です。

 

硬くなっていた筋肉が、

ストレッチによってほぐされ、

痛みが緩和したのかもしれません。

 

結果、歩行時に変化がでたと!

 

これで考察は終わりです。

 

難しいですよね?

 

まとめると、〈セラピストがストレッチ

の介入〉をしました。

 

すると、〈歩行時に変化〉がでました。

 

なので、

歩行時に変化が出た理由を考えた。

 

この理由が考察ですね。

かなり難しいことを

いってると思います。

 

僕もいまだに考察については

四苦八苦してます。

 

考察が思いつかない理由

正直、考察と一言で言っても

かなり難しいです。

 

なんで、歩けないのか?
なんで、痛みがあるのか?

 

などと、すぐに原因を探すのは

あまりおすすめしません。

 

人によっても違いますし、

想像や妄想に時間がかかるので、

やめたほうがいいです。

 

なので、

でている【結果】に対して

考察することを

おすすめします。

 

考察するには、

ある程度の情報が必要に

なってきます。

 

そのための評価ですね。

 

介入していきながら、問題点を

探していくのが一番いいです。

 

しかし、医療という宿命なのかどうか

わかりませんが、せっかく考察をしても

突っ込まれる始末。

なので、正解がないんです!

 

だから難しい!

 

リハビリは正解がないからこそ、

考察が難しくなるんだろうなと

個人的には考えています。

 

なぜよくなったのかを考察する

先ほども言いましたが、

考察するには、ある程度

情報が必要です。

 

たとえば、肺炎の患者さんが

レントゲン画像で、肺炎の所見が

なくなりました。

 

ここで考察することは、なぜよくなったのか?

です!

 

なぜ、肺炎になったのか?

と考えても時間の無駄です。

 

抗生物質が効いた、リハビリで

よくなったなどいろいろ要因は

あると思います。

 

しかし、ここで考察するのは結果のみです。

 

まとめ

アプローチしたけど、変化しなかった、

逆に悪くなってしまったといろんな結果が

でると思います。

 

ここでも一緒です。

 

”なぜこの結果になったのか”

考えてください。

 

ですが、考察を考えるのは知識も

必要になってきます。

 

勉強もおこたらないように

しましょうね!

 

迷った際には、結果を考察するという

意識でやっていきましょう!

 

考察をするのは結果です。

 

そうすれば、一年後、二年後、

五年後、十年後と、納得がいく

考察になってると思います!

 

できることをコツコツやれば、

大丈夫です。

 

不安な方は今から勉強に

取り組んでください。

 

何度も復習しましょう!

 

この記事が参考になれば、光栄です。

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

 

諦めずやっていきましょうね😆

 

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